2022/06/02
- 浦和 健康・栄養
便秘と食物繊維⁉️
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
「便秘の時の食物繊維は⁉️」
女性は便秘の方が多いですよね。
よく便秘には食物繊維がいいと言われますが、便秘の種類や食物繊維の種類も考慮しないと効果が出ないばかりか余計に調子が悪くなってしまう場合もあるのです。
まずは「器質的なもの」なのか「機能的なもの」なのか。
器質的なものは大腸が癒着していたり癌やポリープで便が通れない場合。
この場合は病院に行きましょう。
次に機能的なもの。
これは直腸性なのか、弛緩性なのか痙攣性なのか。
・直腸性は、便が直腸へいき直腸壁が伸展されると神経から脳へ伝わり排便反射が起こるのですが、便意を我慢することが多いとその反射が鈍り便秘へとつながるというメカニズムです。
忙しく働いていたり子供の世話をしていて、トイレのタイミングを逃しがちな人に多いです。
食物繊維は関係なし。
・次に弛緩性について。
弛緩性はザックリ言うと筋力、エネルギー不足。
高齢になったり、※甲状腺機能が低下していたり。腹圧の低下、大腸が弛緩することで蠕動運動が起こりにくいために便秘になります。
便意も弱い。
※甲状腺などホルモンが原因の場合は症候性便秘に分類する場合もあります。
不溶性食物繊維でカサを増やして腸壁を刺激することで蠕動運動が起こりやすくなります。
不溶性食物繊維は玄米や雑穀などの穀類、イモ類、豆類など。イメージ的に固い殻があるような感じ。
・次は痙攣性。
痙攣性はザックリ言うとストレス。
副交感神経が亢進し過ぎて痙攣して蠕動運動が起こりにくい便秘。
便意はあるけどうまく出せない、残便感、痛みがある場合も。
便が停滞するので、水分が吸収されて固くなっていきます。
ですので水溶性の食物繊維でゲル状にして滑りをよくします。
この時に不溶性の食物繊維を摂ると余計にカサが増えて詰まってしまいます⚠️
水溶性食物繊維は海草や果物やこんにゃくゼリーのグルコマンナンなどヌメヌメしてるようなイメージのもの。
・もう一つ、ややこしいのが弛緩性と痙攣性のミックス。
この場合はまずストレスケアから。
このように便秘の原因によってアプローチも変わります。
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腸はダイエットや血圧、免疫、メンタルなど様々なことに関わります。
しっかり腸ケアをしてキレイで健康に🙂
ではまた☆