2021/11/08
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なぜ甲状腺機能が低下するのか❓前編:甲状腺ホルモンの基礎②
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
「なぜ甲状腺機能が低下するのか❓前編:甲状腺の基礎②」
ここでは橋下病(甲状腺機能低下)やパセドウ病(甲状腺機能亢進)については詳しくは書きません。どちらも自分自身のタンパク質に抗体ができてしまう自己免疫疾患の一種です。
これらは免疫バランスの悪さからくるもので、栄養素でバランスを取ることが可能であり本来予防できるものです。
さて本題に戻ります。
理由は大きく2つです。
①エネルギー不足(作れていない&摂取量が足りない)
人間は食べたものをそのままエネルギーとして使うことはできず、ATPというものに加工(代謝)してエネルギーにしています。
上の図のような仕組みで代謝をしているのですが、代謝には栄養素が必要です。
ビタミンB群、マグネシウム、鉄、CoQ10など。
※これらが不足していないかどうかは血液データをみれば大体分かります。
今回の記事は血液データについては触れませんが、思うように痩せられない場合は血液検査をした方が遥かに効率よくアプローチできます。
マグネシウムは多くの人が不足しがちです。
マグネシウムについて以前の記事はこちら。
鉄は有経女性の約半数が不足。
鉄についての以前の記事はこちら。
CoQ10はコレステロールを作る経路の途中で作られます。コレステロールが低かったり、スタチンなどコレステロールを下げる薬を飲んでいる方は不足しているかもしれません。
そしてビタミンB群。
昔はビタミンB1が不足することによる病気で脚気というものがありました。
B1は糖質の代謝に使われます。
現代ではB1の摂取量そのものが不足することはあまりないです。
しかし「精製された糖質を大量に摂取することで、需要に対してB1が不足することがある」のです。
現代版の脚気とも言えます。
朝はパンとコーヒー。昼は麺類。間食で甘い物やせんべいなどの糖質。ポカリなどの清涼飲料水。
糖質のオンパレードですね。
ここまでは代謝に関する栄養素の話なのですが、ダイエットなどで単純に摂取カロリーが少ない場合はエネルギー不足になり、甲状腺機能は低下します。
ダイエットを始めると大体6〜9週間位で代謝の低下が見られます。
ですのでダイエットはダラダラ長い期間やっても効率が悪いのです。ローテーションが必要です。
ダイエット期→回復期(あまりリバウンドし過ぎないような量で回復させる)→ダイエット期
と代謝が下がらないようにローテーションさせるのです。
基礎体温の平均が0.2℃下がったら代謝低下のサインです。基礎体温についてはこちら
まとめ
・ちゃんとエネルギー(ATP)が作れるように、食べたものをエネルギーに加工するための栄養素を整えましょう!
・ダイエットなど単純に食べている量が少なければ代謝は落ちます。ダイエットは2ヶ月まで!
長くなったので今回はここまでです。
続きはまた🙂