代表パーソナルトレーナー
(岡 洋介)ブログBLOG

2021/11/10

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なぜ甲状腺機能が低下するのか❓後編:甲状腺の基礎③


こんにちは!

浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。

なぜ甲状腺機能が低下するのか後編:甲状腺の基礎③

前回の続きです。

甲状腺機能低下の原因は大きく2で、前回はエネルギー不足(作れていない&摂取量が足りない)について書きました。

今日は2つ目の

甲状腺ホルモンの合成がうまくいってない&視床下部下垂体甲状腺の連絡系統がうまくいってない

について書きます。

甲状腺ホルモンはヨード(ヨウ素)を甲状腺に貯めてチロシンというアミノ酸と合わせて作られてます。

ヨードは海藻などに含まれるので、日本人はあまり不足しないです。

ヨードは摂り過ぎてもホルモンの合成がうまくいきません。

今現在甲状腺機能が低下している方は海藻類の摂り過ぎやイソジンを常用してないかなどをチェックです(イソジンにはヨードが入っていて粘膜から吸収されます)。

そしてヨードを甲状腺に貯めるのを邪魔するものとして塩素(プールに毎日通っていたり)、臭素(パンをふわふわさせるもの)、フッ素(歯磨き粉やフライパンの加工)など。

あとは大豆を沢山摂っている方も甲状腺機能に影響する可能性があります

通常はそこまで気にしなくていいのですが、すでに甲状腺機能低下の症状がある方は要注意です。

さらに甲状腺ホルモンを作っていくときに鉄やセレンも必要になります。

鉄不足や貧血のある方は甲状腺ホルモンにも影響し、代謝が下がっていきます

あとは炎症やストレス、低血糖があると炎症性のサイトカイン(シグナル伝達物質)やコルチゾールというホルモンが出て視床下部下垂体甲状腺の連絡系統が阻害されます

コルチゾールや炎症性のサイトカインが多いと、上記の連絡系統を阻害するだけでなく甲状腺ホルモンのT4から活性の強いT3への変換がうまくいかなくなります

歯根感染や上咽頭炎、お腹など無自覚の炎症がないか?

・ストレス過多になっていないか?

・食事と食事の間が空き過ぎていないか?

などをチェックです。

このような状態があるままダイエットしてもすごーく効率が悪くなります。

次回からは甲状腺機能が低下する原因2つについてのアプローチ法を書く予定です。

ではまた🙂

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