代表パーソナルトレーナー
(岡 洋介)ブログBLOG

2022/03/30

  • トレーニング

日常生活に役立つトレーニングって⁉️


こんにちは!

浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。

 

日常生活に役立つトレーニングって⁉️

当ジムはトレーニングに関して、「見た目をキレイに」「日常生活に役立つ」トレーニングをコンセプトとしていますが、日常生活に役立つトレーニングってなに?って思いますよね。

見た目をキレイにするトレーニングについてはこちら

 

結論から言うと、
日常に役立つパフォーマンスというのは
「筋肉
×操作能力」です。

筋肉を動かすのは脳の命令です

その命令を正しく出すためにはどうしたらいいか?というのが今回のお話です。

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、すごく大事な話です。

あなたのトレーニングの目的は筋肉を付けることそのものではないですよね?
もしあなたがボディビルなどのコンテストを目指しているのであれば話は別ですが、、

おそらく目的は筋肉を付けることによって日常生活に役立つ体力をつけたり、見た目をよくすることだったり、趣味や旅行を将来も楽しみたいということだと思います

これらが目的であれば、筋肉を付けるだけでは不十分なのです。

筋肉だけ付ければ階段を1段飛ばして降りられるでしょうか?
これができる小学生は筋肉ムキムキでしょうか?

車に例えると、筋肉はエンジン、操作能力はドライバーの能力だと思って下さい。

いくら良いエンジンを積んでいても、それを運転する能力がなければ意味がありません

いい車に乗っているペーパードライバーと、F1レーサーが軽自動車に乗ってレースをしたらF1レーサーが勝ちそうですよね。

このように、筋肉だけをつけてもそれを操作する能力がなければ日常生活では力を発揮できないということです。

 

では操作能力とはなにか?

筋肉を操作しているのは脳🧠です。

ですので、脳が筋肉に正しい命令を出す必要があります。
そのためには脳へ十分な情報のインプットが必要です。
→脳関連の記事はこちら

例えば車の運転をするにも操作法や交通ルールなどの情報がないと運転できないですよね。

体を操作する為の脳に必要な情報はざっくり言うと視覚、※前庭覚、*体性感覚です。

前庭覚

耳の奥にある体の傾きなどを感じる器官です。
これによって自分がどのような体制になっているのか、どの位置にいるのかなどの把握をしています。

例えば、授業中や電車で居眠りをしていて体が傾いてくるとびくっとして元に戻りますよね。
これも前庭の働きです。
もし前庭が働いていなければそのまま倒れてしまいます。

ということで、前庭覚がしっかりしている人と鈍ってしまっている人ではバランス感覚や運動能力に差が出るのです。

 

体性感覚

体からの様々な情報。熱い冷たい、触覚、関節の位置情報などなど。
目をつぶっていても、腕を90度に上げることができますよね。
この感覚が正確な人とそうでない人では運動能力に差が出ますよね。

このようなことから脳へのインプットのために様々な要素を含んだ運動をする必要があるのです。


脳へのトレーニングとしては頭の位置を変える(上下・左右・前後・回旋)ことによって前庭や視覚からの情報が脳へインプットされます

体性感覚ではマシントレーニングの単純な動きだけではなく、ピラティスやマット運動など色々な動きをすることで脳へ様々な情報がインプットされます

 

例として、

↑上の図のような脚のマシントレーニング。

座ってレールの上を動いているだけなので、頭の位置が変わらず視覚や前庭覚は使われない、そしてバランスを取る必要がないので使われる筋肉も少ないです。

同じ脚の運動でもスクワットや前に踏み出すフロントランジ、横に踏み出すサイドランジにすれば頭が上下、前後、左右に動いて前庭覚や視覚も鍛えられますし、立って動きながら行うのでバランスを取るために多くの筋肉を使うことになります。

↑のようなマシントレーニングであれば、腕立て伏せにすれば頭の位置が動くので視覚や前庭覚が使われますし、体幹も鍛えられます。

 


↑のような引っ張る動作のマシントレーニングであれば、斜め懸垂やTRXというロープを使って引っ張る種目にすれば頭が前後に動き、視覚や前庭覚が鍛えられますし体幹も使われます。


ピラティスやマット運動で寝返りをうったり転がったり、四つ這いで背骨を一つ一つ動かしてみたり、
頭を回旋させたり。

体を支えるために手をつくことで関節からの刺激も脳へ行きますし、体が床に触れることでの触圧刺激も脳へ行きます。

いつも「座位でのマシントレーニング」や「寝転んでのダンベルやバーベルでのボディビル的なトレーニング」ばかりしていませんか?

いつも同じような単純な動きばかりのトレーニングになっていませんか?

これでは視覚や前庭覚は使われないですし、体性感覚への刺激も少ないので、脳へ入ってくる情報は少なくなってしまいます。

このようなトレーニングだけでは日常生活に役に立たないですし、将来の健康の為に運動するという目的からは外れてしまいます

つまずいて転びそうになった時に、頭の位置が傾くと視覚や前庭覚が働いて脳が手や脚を出すように正確に命令をするから転倒を防げるのです。


長くなりましたが、当ジムでは体重を落とすという目的だけではなく、同じ労力と時間をかけるなら「見た目をキレイに」、「日常生活に役立つ」トレーニングをしています

別に脳のトレーニングをしましょうと言ってやっているわけではなく、通常のトレーニングとしてメニューに組み込んでいるだけです。

ただし、これも脳の勉強をしていて理論が分かっていないトレーナー には無理なのです、、、😢


まとめ

日常動作には筋肉×操作能力が必要

筋肉を操作しているのは🧠。

脳から正しく命令を出すために、視覚・前庭覚・体性感覚からのインプットが必要

ではまた🙂

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