2020/07/29
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今だに酵素とか遺伝子ダイエットとか言ってるトレーナー、、、
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニングジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
「ビジネスダイエット、無知の無知(知らないということを認知できていない)、悪意のない悪意」
まず酵素というのはタンパク質です。胃酸や膵臓から出る消化酵素でタンパク質の構造が崩れ、アミノ酸が繋がったペプチドという状態になります。
ですので、腸にタンパク質として届くわけではないのです。つまり「酵素として腸に届かない」です。
緑黄色野菜には酵素が含まれるので腸内環境を整えるとかブログに書いているトレーナーもいますが、、メチャクチャです。
野菜を食べて腸内環境が良くなるのは食物繊維のせいです。
ドリンクとして売られているものは、別の意味での効果は期待できるかもしれません。
酵素ドリンクは発酵させて作るので、その「菌体成分」や「発酵産物」が腸内環境に寄与している可能性があるからです。
「しかしあくまでも酵素そのものが腸で働くとかじゃないです。」
そして「遺伝子検査はダイエットの為にやるものではありません。」
例えば、メチレーションという解毒や動脈硬化の予防、DNAの発現などに関わる回路があります。
ざっくり言うと、そこでキーポイントとなる酵素の遺伝子に変異があるとうまく回路が回らずリスクが出るので、そのリスクを把握することでメチレーションをうまく回すためのアプローチをするため、とかに使います。
ダイエットなんて遺伝子以外の因子が多過ぎて意味ないです。
その検査で例えば脂質の代謝が苦手という結果が出たとします。しかしそれが実際にどの程度影響するかは分かりません。
あなたはUCP1の遺伝子に変異があるから、脂質の代謝が苦手です。脂質を控えましょう、、とか。
ダイエットなんだから遺伝子関係なしに脂質は控えるでしょ。逆にUCP1に変異がなかったら脂質を沢山摂っていいの?
こう言うと、脂質は摂って大丈夫なので糖質制限!とか言い出すア○なトレーナーがいそうですが(すいません)、遺伝子どうこう以外の因子が重要なんで、消化能力や糖新生の能力が重要になってきます。→糖質制限についてはこちら
↑↑↑瓦15枚割りです。フィットネス業界にはびこるウソを一刀両断にしていきます!
今日書いたようなことは現場では頻繁にあります。そしてクライアントは信じてしまいます。悪意のない悪は厄介です。本人は良かれと思って言ってます。
「以前の僕自身もそうでした。」
僕は幸運なことに尊敬するトレーナーや医師に学びを受ける機会に恵まれ気付くことができました。
今後はこのようなフィットネス業界の現状を変えるため、トレーナーの育成にも尽力していきます!