代表パーソナルトレーナー
(岡 洋介)ブログBLOG

2022/01/24

  • 浦和 健康・栄養

飲酒で免疫低下⁉️

こんにちは!

浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。

 

飲酒で免疫低下⁉️

金曜日からマンボウが実施されましたね。
飲食店の閉店時間が早まり、お酒を提供するお店も減ります。

政府は人流を制限するためにやっていますが、実は
飲酒を制限することは感染予防に効果があります
まあ今回書くようなことは政府は誰も知らないと思いますが、、、

アルコールは通常、ADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドへ、そしてALDH(アセトアルデヒド 脱水素酵素)によって酢酸へと代謝されます。

しかし日常的にアルコールを摂取していると、より効率的にアルコールを代謝するためにMEOS(ミクロソーム エタノール酸化系)が亢進してB1を消費します
これが続けてお酒を飲んでいると酒に強くなるメカニズムです。

さらに、大量にアルコールを摂取してアセトアルデヒド が多くなるとB1を使ってアラントインというものに代謝します(酒臭さの原因となるもの)。

このようにB1をどんどん消費するようになるのです。

腸は免疫の60%を担っており、腸にあるパイエル板は免疫細胞の基地になっています。
免疫細胞はそこを起点としてパトロールをしています。

その免疫細胞のひとつ、B細胞が分泌するIgAという抗体は粘膜の免疫の要でバリアの役目を果たします

パイエル板から病原体を取り込み、それをマクロファージ が食べて、その一部をヘルパーT細胞という他の免疫細胞を活性化させる細胞に「こんな奴が来ましたよ」と連絡します(抗原提示)。

するとヘルパーT細胞はB細胞を活性化させ、活性化したB細胞はIg Aという抗体を分泌します。
そして次にその病原体が近づいて来た時に抗体が捕まえるのです。

これが粘膜のバリア機能です。
鼻、口から消化管にかけての粘膜のバリアが弱ければ感染の可能性は上がります。
ですので粘膜を健全に保つことはとても大切です。

しかし、B1の不足によってB細胞のエネルギー代謝が落ちることによりその数が減ってしまい、IgAも少なくなってしまうことが最近の研究で分かってきました

これだけではなく、飲酒は様々なメカニズムで免疫を低下させます。

ちなみに糖質の摂り過ぎもB1を消耗する&カンジダ菌の増殖で腸にダメージを与えます。

ということでこのこのようなの時期には飲酒はほどほどに&腸のダメージを避けて(小麦・乳製品・砂糖などの単純糖質をできるだけ減らす)予防していきましょう!

ではまた🙂

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