代表パーソナルトレーナー
(岡 洋介)ブログBLOG

2021/01/20

  • 健康・栄養

冷え性の根本的解決法②

 

こんばんは!

浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。

前々回は冷え性の根本原因について①赤血球が大きくなっている②低血糖になっていると書きました。

前回は①についての解決法を書きました。

今回は②低血糖の解決法について書きます。

ちょっと復習です。赤血球は酸素を届けるのが仕事で、糖しかエネルギーにできません。

狭い毛細血管にはエネルギーを使いカラダを折りたたんで入っていきます。

ですので低血糖になりエネルギーが無くなると狭い毛細血管に入っていけずにそこで代謝が起こらず手先足先が冷えてしまいます。

低血糖はこのブログでも何度も登場するトピックです。誤解を恐れずに言えば、低血糖が解決すればカラダのほとんどの不定愁訴が解決すると言っても過言ではありません。低血糖があると健康にもダイエットにもメンタルにも影響します。

【先に簡単な結論】

間食をする(食事と食事の間を空け過ぎない)!

雑穀米のおにぎりなどをを少し食べる、ボーンブロスや出汁スープ又はアミノ酸サプリを摂る

前回とまとめると赤血球の大きさを適正に保ち(血液検査のMCVが90〜95位)、低血糖を防ぐ(血液検査の中性脂肪が90以上)と、冷え性の根本的な原因は解決します。

あとは甲状腺ホルモンの影響など代謝の問題です。要するにカラダが省エネモードになっている状態です。それはまたそのうち書きます。

以上!

ここからはマニアックな方向けです笑

詳しくはここから書いていきますが、低血糖の原因とか解決法は色々あり、とても書ききれないのでかなり抜粋して書きます。

低血糖の主な原因と解決法

・「食事由来」:消化の早い糖質の摂取、1度に摂る糖質の量が多い、糖質を単独で摂っているなど。要するに血糖値が急激に上がると血糖値を下げるためのホルモンであるインスリンがたくさん出て血糖値が下がり過ぎるのです。(反応性低血糖)

砂糖を避ける、精白された小麦や米ではなく全粒穀物(雑穀米など)にする、食べ順を意識する。

 

・「腸が悪い」:カンジダがいて※リーキーガットがあると腸の透過性が高まり、吸収スピードが高まる&カンジダ自身が糖をエサにする。これにより血糖値の乱高下が出ます。

カンジダはカビの一種で、増殖していくと菌糸を伸ばして腸壁を傷つけます。

上記によって腸の細胞と細胞の間に隙間ができてしまっている状態をリーキーガット(腸漏れ症候群)といいます。小麦に含まれるタンパク質も原因になります。

そして腸から出る※インスリンを出させる為のホルモン(GLP-1)がタイミングよく出ない、または少ない(これもカンジダによって腸の細胞の機能が落ちていたりが原因です)。そうすると血糖値が上がり過ぎてしまい後から沢山インスリンが出るので反応性低血糖となります。

砂糖・小麦・乳製品・加工食品を避ける、「悪い脂質」を避ける、「高脂肪食」を避ける。高脂肪食は腸に炎症を起こします。そして腸内細菌に悪玉菌が増えます。

基本非加熱ではえごま油やあまに油、加熱調理にはオリーブオイルが基本です。料理によってはたまにラードやヘッドなどを使うのは問題ないです。

飽和脂肪酸(肉の脂身など。あくまで食べ過ぎは良くないということで、お肉はしっかり食べて下さい)、リノール酸(ひまわり油、大豆油など)

・「糖新生がうまくいかない」:食事で維持できる血糖値は23時間です。あとは糖新生といって、血糖値を上げるためのホルモンが出て、アミノ酸などから※酵素の働きで糖を作って血糖値を維持しています。

副腎という臓器から血糖値を上げるホルモンが出ているのですが、普段からストレスや炎症、低血糖があるとホルモンが常に出ている状態になり、そのうち出なくなってしまい血糖値が維持できなくなってしまいます。

ストレス・炎症(特に腸)・低血糖を避ける

糖新生をする酵素は血液データだとASTALTLDHです。酵素はそもそもタンパク質なのでタンパク質不足だったり、胃酸が少なくて吸収できてないと不足してしまいます。そしてビタミンB群が補酵素となっているので、こちらも不足していると酵素が働けません。

読んでると頭から煙が出そうになりますよね笑

最後まで読んでいただいた方は本当にありがとうございます^_^

ではまた

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