代表パーソナルトレーナー
(岡 洋介)ブログBLOG

2021/08/12

  • 浦和 ダイエット・引き締め
  • 浦和 健康・栄養

食事を守っているのに痩せられない時は⁉️永久保存版‼️


こんにちは!

浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。

 

食事を守っているのに痩せられない時は?

めちゃくちゃ大事な話なので、少し長いですがどうか最後までお読み下さい

※ほとんどのケースでは正しいやり方でやっていれば痩せます。今回はあくまでもレアケースについてです。

 

・基礎代謝<食べる量<総消費カロリー

・糖質、タンパク質、脂質の「割合と質」

・食べるタイミングなど

プラスαで運動の量、質、タイミング

これらを守っているのに痩せられない場合。
方法は間違っていません。誰のせいでもありません

これは体質の問題なのです。(ただ、その体質は遺伝的なものも多少はありますが、今までのその方の食事の歴史によって作られています。そしてそ体質は栄養素によって変えられます。)

こんな時は何が原因なのかを把握する為に速やかに血液検査です。

IMG_5926.jpeg

ダイエットはホルモン代謝消化食事のピラミッドで成り立っています

人間は食べたものをそのままエネルギーにすることはできず、ATPというものに加工してエネルギーにしています

IMG_5928.jpeg

例えるなら、人間の体は食べたものをATPに加工する工場のようなものです。

工場の生産効率を決めているのがホルモン。ベルトコンベアーのスピードを決めています

食べたものを加工する工程が代謝で、それにはビタミン、ミネラル、タンパク質が必要です。加工する道具や人員が必要なのです

工場に食べ物を運び込むトラックが消化です。せっかく良いものを食べてもトラックがおんぼろで工場に届かなければ意味がありませ

この工場の能力には個体差があるので、検査で評価する必要があるのです。

血液検査をしてみて、甲状腺機能や副腎機能が落ちていそうなら痩せられません。
ベルトコンベアーがゆっくりな人と速い人では同じものを食べても結果は違ってきますよね?

 

IMG_5966.jpeg

↑上の画像は代謝を簡易に表したものですが、必要な栄養素が足りなければエネルギーに加工ができず不良在庫が溜まります。
同じように食べていても脂肪として溜め込みやすい&エネルギー不足になりやすいのですぐに食べたくなる

特に女性の場合は貧血など鉄不足の傾向がある方が多いです。鉄は甲状腺ホルモンを作る時にも使われます。

このような状態の時にダイエットをしても効率が悪いのはご理解いただけますでしょうか?

上記の話は僕が勝手に言っているのではなく、生理学や生化学の教科書に載っている当たり前の事実で、人間の体の仕組みはこういうものなのです。

このような時は食べる量を減らしても意味がありません。さらに代謝が落ちるだけです。

原因にアプローチして栄養を整え、痩せられるステージに戻してから再度ダイエットをした方が遥かに効率がいいのです。

 

↑広尾の船橋やの葛餅と葛餅プリン。

そして大事なこと!

検査によって原因を推定し、アプローチしたら必ず効果測定(検査)をすること!

どんなに優れた医師だろうと検査だろうと1つの検査で原因を確定できるわけではないのです。
体の中は見えないからです。

例えば、血液検査で肝障害の所見が有れば、確定する為に画像診断もしますよね。

検査で、ある栄養素が足りなかったその栄養素を補ってみた数値はどう動いたのか?という効果測定のための検査をする必要があります。

数値に変化がない場合、または効果を感じられない場合もあります。そのような時はアプローチを変えなければなりません。

例えば、血液検査でAST・ALTという項目があります。これは健康診断などでは肝機能の指標となり、数値が高いと肝機能に問題があるかもとなり、数値が低い場合は問題とされません。

しかし、栄養的な観点やダイエットで言うと、低いのも問題なんです。AST・ALTは酵素なのでタンパク質でできています。そしてこれらの酵素の補酵素はビタミンB6です。

ですので低ければタンパク質不足だったり、ビタミンB6不足の可能性があるのです。
低い場合タンパク質やビタミンB6を補うのは間違いではありません。

しかし不足している原因は様々です。

・摂取量が足りないのか?

・消化吸収がうまくいってないのか?

・体の中でタンパク質の組み立てがうまくいってないのか?

・AST・ALTは糖新生(血糖値が下がってきた時にアミノ酸などから糖を作ること)をする為の酵素なので、血糖値を保ててなくて糖新生が活発になって沢山消費してしまっているのか?

・ビタミンB6は腸内細菌によっても作られるので、不足しているということは腸内環境が悪いのか?

このように原因は様々なので、ビタミンB6摂ったのに効果ないじゃん!で終わってしまうとゲームオーバーです。

原因は様々なのでアプローチも原因によって変わってきます
体は複雑なので単純に足りないものをサプリで補ったからそれで解決とはいかない場合もあるのです。

こんな時に、

こんなに頑張っているのに私はダメなんだな」と自分を責めたり、
アドバイスをしてくれた人のせいにして「あいつの言う通りにしたけどダメじゃん」などと考えたり。

何かのせいにすれば一瞬心は晴れるかも知れません。しかし、現状は何も解決してないのです。

基本的に何かのせいにして解決することなんてなにもないですよね。

解決法はただ1つ

検査してアプローチ→効果測定→うまくいかなければ、これが原因では無かった→また別のアプローチ→効果測定→うまくいった!

このように粛々とアプローチを続けていくことなんです。

うまくいかない時は必ず原因があります

その原因を突き止める努力をやめた時、それが本当のダイエットの失敗です

以前の記事でも書きましたがダイエットはマラソンです。そして体質には個人差があり、スタート地点が違います。そしてゴールもそれぞれです。

早く効果が出る人もいればそうでない人もいるのはむしろ当たり前なのです。

諦めたらそこで試合終了です。

IMG_5972.jpeg

成功するも失敗するも決定するのはあなたなのです

あなたが諦めなければ僕はしっかり伴走します。

ホルモン、代謝、消化に問題がなく正しい食事をしていれば100%痩せるのです。

やっちゃいましょう!

ではまた^_^

ブログ内検索

プロフィール

岡 洋介

パーソナルトレーナー
岡 洋介

カテゴリー

最近の投稿

アーカイブ

Page Top