2020/05/05
- その他
注意!甲状腺機能低下でコレステロールの薬
こんにちは!
浦和の女性専門ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニングジム「グッドシェイプ」代表岡洋介です。
甲状腺ホルモン低下でコレステロールが上がっている場合のコレステロール低下薬は危険!です。
コレステロールが高い方はまず甲状腺機能を血液検査でチェックすることをオススメ致します。
甲状腺ホルモンが低下すると、
・肝臓でのコレステロール合成が低下します。
・血液中の余ったコレステロールを受け取る受容体が少なくなります。
つまり、実際に作られているコレステロールは減っているんだけど、血液中のコレステロールは増えてしまうということです。
そうすると前回の記事などで書きましたが、ビタミンDやコエンザイムQ10、胆汁酸などが減るということです。
ですので、原因が甲状腺機能が低下していることによって血中のコレステロールが高くなっているのに(実際のコレステロール合成は落ちているのに)、さらに薬でコレステロールの合成を抑えてしまったら、、、、上に書いたビタミンDやコエンザイムQ10、胆汁酸はさらに減るということです。これ本当に怖いです。
この場合は甲状腺機能にアプローチをしないとダメですよね。
実際問題、このようなメカニズムをきちんと理解していて、しっかり問診して甲状腺機能をチェックしてくれる医師がどれだけいるか、、、
ある調査によると甲状腺機能低下による高コレステロールの割合は約11%だそうです。10人に1人以上なので結構怖いですよね。
ということで自分の健康(命)は自分で守る!
ということが本当に大事です。守ってくれるのは知識だけです。
ではまた^_^
※僕が日頃から書いている趣旨は、怪しい代替医療を勧めたり、通常医療を否定するものではありません。僕自身、医師が主催する研究会で学ばせていただいております。不調の際はまずは医師の診断を。
しかし、実際に病名がつかないカラダの不調は山ほどあり、血液検査の基準値はかなり広くとってあります。基準値は健康かどうかの指標ではありません。
カラダの仕組み(生理学や生化学など)に基づいて、読者様の健康の一助になればいいなあという思いで書いております。