2023/03/05
- 浦和 健康・栄養
花粉症まとめ‼️
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
「花粉症まとめ‼️」
さて、今年も花粉の季節になりましたね🤧
以前の記事はこちら。
花粉症を軽減するには免疫のバランスをとること&炎症を抑えることでした。
↑この図のようにバランスが取れているといいのです。
花粉症はTh2が優位になり過ぎている状態です。
ほんの少しだけお勉強しましょう✏️
免疫のバランスをとるには実際にどうすればいいのか?は医師もほとんど知りません。
病院に行っても根本的には何も解決せずに薬が出るだけです。
図のTh1、Th2、TregはヘルパーT細胞という免疫物質で、他の免疫細胞を活性化する役割です。
まだ働けない未熟なヘルパーT細胞が、どのタイプのヘルパーT細胞になるのかで免疫の働きが決まってきます。
Th1はウイルスが侵入してしまった細胞を細胞ごとやっつける免疫細胞を活性化します。
優位になり過ぎると自己免疫疾患になりやすくなります。
Th2は抗体を作る免疫細胞を活性化します。
優位になり過ぎるとアレルギーや花粉症になりやすくなります。
Tregは免疫を抑制するように働きます。
優位になり過ぎると免疫が弱くなってしまいます。
生理痛の記事でも触れたましたが、リノール酸やアラキドン酸はTh2を優位にします。
上の図のように、リノール酸(現代人はリノール酸過多になっています。加工食品を多く摂る人は注意!)やアラキドン酸(肉や卵など)を多く摂取しているとアラキドン酸(リノール酸はアラキドン酸に代謝されます)から作られる炎症性のシグナル物質が多く作られます。
この炎症性のシグナル物質のうち、PGE2(プロスタグランジンE2)はTh2を増やします。
ですのでリノール酸やアラキドン酸の摂り過ぎに注意し、逆にαリノレン酸やEPA・DHAを積極的に摂るようにしましょう。
その他、清潔にし過ぎや環境ホルモン(プラスチック容器を熱したりとか、ダイオキシンとか、水銀などの重金属など)はTh1が減り相対的にTh2が上がります。
乳酸桿菌はTh1を増やしTh2を抑制します。
一部で花粉症にヨーグルトが良いと言われるのはこの為です。
ただし、ヨーグルトに入っているくらいの菌数では効果がほとんどないこと、そして砂糖を摂取することになりますので、質の良いサプリメントの使用が良いでしょう。
そして、免疫が過剰に働かないようにTregを活性化することも大事です。
これを増やすにはビタミンDと酪酸です。
ビタミンDはほとんどの人が不足または欠乏している栄養素です。
不足している人が食事でこれを補うのはほぼ不可能なのでサプリメントで摂る必要があります。
その際は血液検査を半年ごと位にして、25(OH)Dという項目が適正な値(基準値じゃないですよ!)になるように調整しましょう。
酪酸は腸内細菌が食物繊維を代謝して作るものです。
そもそも、腸を含め体に炎症があると免疫が乱れます。
口腔(定期的に歯の健診、クリーニングをしていますか?)、上咽頭(寝ている時やマスク着用による口呼吸になっていませんか?)、腸(バナナ状の黄土色っぽい匂いの無いキレイな便が1日に2回位出ていますか?)、肥満(肥大した脂肪細胞は内分泌器官として炎症性のシグナル伝達を出します)のケアを徹底的にしましょう。
あなたの体はあなたが摂取している栄養素で構成されています。
栄養を整えればほとんどのことは解決します。
将来に渡る健康を真剣に考えてみませんか?
ではまた🙂