2021/09/07
- 浦和 健康・栄養
高血圧にあの栄養素⁉️
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
前回は高血圧のメカニズムについて解説しました。
高血圧だと→動脈硬化→更に血圧上昇→、、、と負のループになります。
今回は高血圧を抑制する栄養素について。
高血圧の人は薬を飲まれている場合も多いですよね。しかし、薬は高血圧の症状は出ないように抑えてくれても治してるわけではありません。
根本的なことは交感神経が優位になっていることや肥満です。
この図は前回も使いましたが、赤字の部分は薬がどの部分を止めているかを表しています。
高血圧の薬は大体画像の5種類に分かれます。飲まれている薬を検索すればどの種類になるのか出てくると思います。
薬には副作用があります。
例えばβ遮断薬はアドレナリンが受容体に付くのを阻害します。その結果、心臓の鼓動がゆっくりになったりしてだるさが出る場合があったりします。
利尿剤であれば、水分を排出することにより血圧を下げる狙いなのですが、ビタミンやミネラルの排出も増えてしまいその事での不具合が出る場合があります。
やはり薬は極力飲まない方がいいのです。
※今現在高血圧による症状やリスクがある場合はもちろん薬が必要になります。
今日の記事では高血圧に効果のある可能性のある栄養素を紹介しますが、自身の判断で薬を減らしたり辞めたりせずに必ず医師に相談しましょう!
(できれば生化学や生理学に明るく、論文なども読まれている医師に相談できるといいです、、、)
ここから本題です。
高血圧を抑制する可能性のある栄養素とは、ズバリビタミンDとマグネシウムのセット‼️
どちらも腎臓からのレニンというホルモンを抑制します。
ビタミンDは免疫や糖代謝、腸の健康など様々なことに関与します。
血液データをみるとほとんどの人が不足しています。
血液データでの項目は25(OH)D。
20未満で欠乏、20〜30未満で不足。大体が不足か欠乏です。50以上を目指したいところです。
ビタミンDは体の中でも日光に当たることで合成されますが、正直なところそれでは足りません。
大昔は半裸の状態で1日野良作業をしていました。
ところが現代では仕事は室内、移動時も服をしっかり着て日焼け止めや日傘、、、。人間を作った神もまさかこのようになるとは予想できなかったでしょう。
できればサプリで摂りたいところです。
ビタミンDをサプリで摂る方は必ず血液検査で数値を見ながら増減しましょう。
次にマグネシウム。
糖代謝や交感神経の抑制など様々なことに関与しています。
ビタミンDの生成にも必要です。
そしてこちらも不足しがちな栄養素です。
食べ物としてはごまやアーモンド、大豆などの種実類、豆類、海藻類、緑の野菜などです。
摂取量としては350mg以上を目指したいですが、日本人の平均は250mg位(平成27年国民健康・栄養調査)。
なんでも精製されたものを摂取するようになって、微量栄養素が不足しやすくなっています。
例えば塩。精製されたものは塩化ナトリウムの塊です。できるだけ天然のものや「ぬちまーす」などマグネシウムがしっかり入っているものが良いです。
マグネシウムは金属なので、サプリで大量にとっても吸収が悪いです。
サプリメントとして摂取する場合は塩化マグネシウムを少量ずつ摂るのが吸収がいいです。
または経皮吸収を組み合わせると良いので、エプソムソルトを湯船に入れたり、先日の記事のマグネシウムクリーム、またスプレータイプのものもいいでしょう。
※エプソムソルトは硫酸マグネシウムなので、硫黄の含まれたものを摂って気分が悪くなるような方は気を付けましょう。
薬漬けになりたくない方は体の仕組みを理解すること&栄養を整えましょう!
僕は健康にこそ投資する価値があると思っています。将来健康じゃなければ好きなことも楽しめなくなります。
今から運動と食事で体のメンテナンスを。早ければ早いほどいいのです。
病気になってからでは遅いのです。臓器が慢性的にダメージを受けていって繊維化してしまったらもう元には戻らないのです。
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基準値は病気かどうかをスクリーニングする指標です。健康かどうかではありません。基準値内でも病気に向かっているかもしれません。
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