2021/05/03
- 浦和 健康・栄養
巨赤芽球性貧血って⁉️
こんにちは!
浦和の女性専門 ダイエット&ボディメイク!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニング ジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
僕は日比谷公園を散歩してきました。
キレイでした^_^
巨赤芽球性貧血って⁉️
貧血は簡単に言うと、酸素を細胞に十分な量を運ぶことができなくて様々な症状が出るものです。
巨赤芽球性貧血の場合は赤血球のサイズが大きくなってしまうことで、末梢の毛細血管を通ることができずに酸素を届けられない状態です。
原因は大きく3つです。
・1つ目
赤血球を作る過程でビタミンB12と葉酸が不足していて、正常な形の赤血球にならなかった場合。
B12が不足している方が多いです。
ビタミンB12は基本的に肉や魚に含まれ、植物性のものには含まれません。ビタミンB12を吸収するためには、肉や魚のタンパク質からビタミンB12を遊離しなくてはいけません。
そのためには胃酸が必要です。
ストレスや過緊張状態の方。胃酸抑制剤を飲んでいる方。普段の食事が低タンパク高糖質で胃酸の分泌が悪くなっている方。
要注意です。
・2つ目
甲状腺機能が低下している場合。
エネルギー不足で赤血球の産生が落ちたり、甲状腺機能が低下で代謝低下→酸素の必要量低下→赤血球を作れと命令するホルモン(エリスロポエチン)低下→で赤血球の産生が落ちたり。
・3つ目
肝機能が低下している場合。
肝臓は栄養素の代謝や貯蔵機能があります。
肝機能低下や脂肪肝などの炎症があると葉酸やビタミンB12の代謝や貯蔵にも影響します。
飲酒量が多い方も注意です。
甲状腺機能低下も肝機能低下も、病院で病気と診断されなくても症状は出ます。
むしろ病気と診断されるのは既に病態が進行してしまっている状態です。
病気になってからでは遅いのです。
健康管理は血液検査の基準値で判断するのではなく、適正値で判断しましょう。
基準値は医者が病気かどうかをスクリーニングする為のものであり、健康かどうかを判断するものではありません。検査母体の95%が当てはまるものを基準値としているので、めちゃくちゃ広くとっています。
健康診断で大丈夫だったから健康!なんて言ってちゃダメですよ🙅♂️
自身の健康を守れるのはあなただけです。
ではまた^_^