2018/12/04
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甘いもの好きは症状?②
こんばんは!
浦和で唯一!「キレイで健康になる」パーソナルトレーニングジム「グッドシェイプ」代表 岡洋介です。
甘い物が好き・やめられないのは嗜好ではなく症状かも知れません!→前回記事
やめられない理由
③肝機能が低く血糖値を保てない→関連記事
→たんぱく質不足、胃腸の機能が低い、ビタミンB6不足etc
肝臓では、アミノ酸や脂肪酸、乳酸などを糖に作り変える糖新生という回路が有ります。これが回らないと、糖を摂らないと血糖値を保てません。昼食後に眠くなったり、朝方に悪い夢を見たりしてませんか?
→浦和のビストロやまのデザート^_^
④鉄分不足でエネルギーサイクルが回らない
→赤身肉などの動物性たんぱく質の不足、胃腸の機能が低いetc
鉄は吸収されやすいヘム鉄と、吸収されにくい非ヘム鉄があります。ヘム鉄は主に赤身肉などに含まれます。肉や魚をあまり食べてない女性の方。または食べてるけど胃酸が少なく吸収できていない方。注意です。ちなみに保険でもらえる鉄剤は非ヘム鉄です、、、非ヘム鉄は分子の構造的に鉄がむき出しになっており胃に負担をかけます。血液検査で鉄が足りないですね→鉄剤を処方します→このような医者に注意です。ちゃんと食事のカウンセリングや、胃腸の状態を診てくれる医者を選びましょう。そもそも吸収できなきゃ意味が無いです。
人間が生きていくためのエネルギーは解糖系→クエン酸回路→電子伝達系という3つの回路が上手く回って作られるのですが、鉄分不足だと電子伝達系が回りません。そうすると糖に頼った解糖系で回すので糖を摂り続けなければなりません。
⑤満腹ホルモン(幸せホルモン)のセロトニンが作られてない、レプチンを上手く利用できてない
→満腹ホルモンはレプチンとセロトニンがあります。レプチンは食事を摂り始めてしばらくすると脂肪細胞から分泌されるホルモンで、過食を抑えます。早食いの人は分泌される前にデザートまでいってしまうので、よく噛んでゆっくり食べてレプチンを分泌させてデザートを食べる前に満腹を感じれるようになりましょう。
セロトニンは幸せ感を感じたり満腹感を感じる脳内の神経伝達物質です。作るにはアミノ酸を材料にマグネシウムやビタミンB6が必要です。これらが足りてないと上手く作れません。*セロトニンを作る回路は他にも様々な阻害要因が有り、この栄養素が足りてるだけでは不十分です。これについてはまたそのうち書きます。
⑥カンジタが増えてしまっている
→カンジタは真菌(カビの一種)で常在菌なのですが、これが増えていくと悪さをします。砂糖などの単純糖質をエサに増殖します。カンジタの出す物質はクエン酸回路という回路を止めてしまいます。→エネルギーサイクルが回らず糖が欲しくなる。これはもはやカンジタに支配されて糖を摂らされている状態です。
ちなみにカンジタは下に根を張って行くので、腸にカンジタが増えると腸に穴が空きます(リーキーガット症候群)。こうなると未消化のものが腸から漏れ出します。肝臓は解毒に追われ、肝機能も落ちていきます。
*カンジタの改善に関してはまた別の機会に書きます
長くなりましたが、
甘い物が辞められないのは理由がある場合が多く、原因に対して正しいアプローチをすることが大事です!
闇雲なダイエット、嗜好だからと諦めている方。カラダの仕組みを知りましょう‼︎
ではまた。